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【子宝養生29】 自然妊娠でも体外受精でも夫婦生活がカギ!

 2009年に顕微授精で第一子を出産されたKさん(39才)。子宮内膜症(チョコレートのう胞)があることもあり、40才前のラストチャンスとして体外受精を予定。漢方で体をととのえ始めたところです。

 奥さんは生理痛もなく体調は、まずまずといったところですが、問題はご主人。検査結果から精子の状態があまりよくないことがわかりました。

 聞いてみると、ご主人は仕事が忙しく、帰宅してから食事して、またパソコンに向かい仕事をして深夜に寝る、という毎日。これでは精子にとってもよくないし、夫婦生活もなかなかもてない。実際、Kさんカップルの夫婦生活は月に1回程度だそう。

体外受精をするなら夫婦生活はいらないだろうと思われがちですが、実はそうではありません。体外受精をするにしても自然妊娠を目指すにしても、夫婦生活は多いほうがよい結果が出る確率は高くなるのです。

夫婦生活の回数と妊娠率をあらわした調査結果によると、月に5回以上あるカップルは自然妊娠、人工授精、体外受精と累積すると7割近くが妊娠しています。それに対して月に2~5回のカップルは4割。夫婦生活の回数が少ないカップルほど、妊娠率が下がっていることは明らかです。

これはどういうことかというと夫婦生活が多いほど、男性と女性の状態がよくなるからです。特に男性の場合、射精回数が多いほど、いい精子をつくる働きが活発になります。つまり男性は精子をつくって精嚢に溜め込みますが、溜めておく時間が長ければ長いほど精子も元気がなくなってしまう。だから古くなった精子は出して、また新しくつくって溜めて……、そのサイクルをどんどん回すことで、精子も元気になるし、それだけ精子をつくろうという力も高まるわけです。

男性だけでなく女性にとっても夫婦生活そのものが刺激となり、ホルモンバランスがよくなります。そうすれば、いい卵ができるし、いい内膜もできて着床しやすくなる。夫婦生活は男女お互いにとって、体をととのえるのに大事なことなのです。

 夫婦生活をうまく取り入れるには、夜ではなく朝でもいいし、休日を上手く使うのもいいでしょう。また夫婦生活が義務的にならないような工夫も必要。旅行に出かけたり、ホテルに行ったり、そういった形で非日常的な環境をつくることで夫婦生活をうまくつくれるというケースも多いですよ。夫婦生活が少ないという方は、ぜひ工夫して、なるべく多く機会をつくってほしいと思います。

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