子宮内膜症に補腎活血 | 子宝漢方のますや(升屋栄貫堂薬局)

子宮内膜症に補腎活血

2016年05月19日更新

卵巣の中にできる子宮内膜症をチョコレートのう腫といい、卵巣の中に古い血液がたまってしまうことで卵巣の働きを低下させ、卵子の数を減少させます。

さらに卵巣のまわりにも炎症や癒着をおこすため血液循環が悪くなって卵子の質も低下します。

これ以外にも卵管の中やまわりが癒着をおこすと卵子や精子、受精卵の通りが悪くなったり、排卵した卵子を卵管に送り込む働きが悪くなったりします。

妊娠を目指す方にとって卵子の老化(質の低下)はとりわけ重要。

では卵子の老化はどのような症状からわかるのでしょうか。

まず月経周期が短くなって来ることがあります。通常は28日前後ですが、これが24日を下回るようであれば要注意。周期が短いということは排卵の回数が多くなるということですから、卵子がどんどんなくなっていくことを意味する場合もあります。

また、基礎体温表の低温期が12日間以内に短くなってきたり、高温期がやはり12日間以内になってきたり、月経の出血量が減ってきたという場合も要注意。

病院を受診してわかることとしては
・卵胞が十分に育たず小さいままで排卵
・妊娠反応が出てもなぜか月経になってしまうというような、ごく初期の流産を繰り返す
・不妊治療で排卵誘発剤を使っても卵巣の反応が良くない
といったことがあります。

AMH検査も卵巣の中にあとどれくらい卵子が残っているかを知るのに有効です。
月経3日目のFSHの値は卵巣機能を判断するのに有効です。周期によって変動がありますがFSHが10以上と高い場合は老化のサインです。

東洋医学では卵巣機能が低下することを「腎虚」、また血液循環が悪い状態を「お血(おけつ)」といい、「腎虚」「お血」を改善する方法として「補腎法」「活血法」があります。この方法が子宮内膜症が原因で起こっているさまざまな不調を改善することにつながります。


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