睡眠は、疲労回復や細胞の修復、記憶の定着・整理、ストレスへに耐性を高めてくれたり、ホルモンバランスや自律神経のバランスも整える働きもあります。
睡眠にはいくつかのホルモンが関わっています。
睡眠時に働くホルモンの一つに成長ホルモンがあります。
これは成長の為に働くホルモンですがそれ以外にも骨を強く保ったり、免疫力を上げてくれたり代謝を促進してくれたりします。実は、卵子の質や卵胞発育にも関わっていると言われています。
もう一つは副腎皮質ホルモン。
体の水分量のバランスをとってくれたり、炎症や出血を抑える働きがあり、ストレスへの抵抗力も上げてくれます。
そして睡眠に大きく関わっているのがメラトニンというホルモンです。
睡眠ホルモンと呼ばれ、夜になると増加して太陽光や明るい照明でも目に入ると低下します。昼夜のリズムを調整したり自然な眠りを促す働きがあり睡眠の質を上げてくれます。その他にも抗酸化作用が高く、身体の老化を遅らせる働きもあります。
しっかりと睡眠をとることで身体の疲労を回復するのはもちろんですが、老化を抑えたり卵子の質や成長に関わる等妊娠を希望する人にはとても大切と言えます。
妊娠にはストレスも大きく関わると言われますからストレスへの抵抗力を上げてくれる睡眠は必須です。
睡眠の質を上げるためにも日中軽い運動を心がけたり寝る前にスマホやテレビを見過ぎないように気を付けましょう!