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【症例71】子宮内膜症で落ちた卵巣機能が漢方でアップ!

 当院の患者さんにも、かなり大きなチョコレートのう胞があり、お医者さんにかかっていたけれど、漢方を始めて症状が改善し、妊娠された方がいます。現在、妊娠4カ月のFさん(38才)です。

 Fさんが最初に病院を受診したのは、まだ独身の頃。きっかけは年々ひどくなる生理痛にくわえて、出血量もふえてきたことでした。そこで子宮内膜症と診断され、ピルの内服治療か腹腔鏡下手術を、と提案されましたが、どちらも抵抗があったというFさん。

 病院治療に迷っている最中に、Fさんのお母さんが知人の方を通して、当院をお知りになりました。

 Fさんの様子を伺ってみると、多くの子宮内膜症の方に共通するように、血液の質や流れが悪い“?血”の状態。さっそく、かたまった血の流れをとかす活血薬を中心にした漢方を処方しました。その他、食生活や生活習慣の改善も指導させていただきました。

 その後、Fさんは漢方を飲むだけでなく、こちらの生活指導もきちんと実践してくださったことで、ひどかった生理痛がかなり軽くなり、ときには生理痛が全くないときも。ギザギザバラバラだった基礎体温表がととのってきたと、うれしそうにご報告くださいました。子宮内膜症で落ちてしまった卵巣機能が、漢方で高まり、卵の状態がよくなったのです。

その後、ご結婚なさって、すぐに赤ちゃんがほしいということで病院に行かれました。そこで「子宮内膜症があるので、妊娠しくいかもしれない」とお医者様に告げると「子宮内膜症は大したことない。妊娠をじゃまするものではない」といわれたそう。

結婚前の漢方治療によって、手術をしなければいけないような子宮内膜症の状態が問題ないといわれるまで症状が改善していたことに、Fさん自身がいちばん驚かれました。

病院治療と同時に鍼灸もスタート。?血の原因である冷えやストレスで気が滞る=“気滞”を鍼灸で取り除くことで、妊娠しやすい体づくりを目指しました。

そうして鍼灸もはじめて1カ月後、ついに自然妊娠。しかしその後、流産……。それが二度ほど続きました。その後しばらくは病院治療、漢方と鍼灸を続けながら、人工授精に2度つづけて挑戦。2度目のトライで陽性が出たものの、またも流産。それでいったん仕事も治療も辞めて、お休みに入られました。

 お休みしてから5カ月後、ついにFさんから嬉しい報告が入りました。そろそろ働こうかなというタイミングで自然妊娠がわかったといいます。わかってすぐに当院に来てくださり、みんなで大喜び。もともと手術しなければいけないような子宮内膜症があっても、漢方や鍼灸で体質改善すれば妊娠できる。誰にでも、その可能性があることをFさんは教えてくださいました。

 定期的に鍼灸に通うのは、なかなか難しいものですが、Fさんはお忙しい中でもきちんと調整して来てくださっていました。漢方もきちんと続けて飲んでくださいました。

“継続は力なり”といいますが、まさに漢方も鍼灸も時間をかけて、体をよくしていくもの。鎮痛剤やホルモン剤のように飲んで、すぐに効果が発揮されるものではありません。Fさんのように何年という時間をかけて根気強く持続することで、子宮内膜症を改善し、妊娠という大きな夢を叶えることもできるのです。

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