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【子宝養生21】秋の夜長は良質な睡眠を

 朝晩涼しくなり、 “秋の夜長”を楽しめる季節になりました。読書にふけったり、DVDで映画鑑賞したり、長い夜の時間をたっぷりと堪能されている人も多いでしょう。
 でも、こんな時期だからこそ、妊活中の人は早めにお布団に入って良質な睡眠をとってほしいですね。というのは、夜の10時から2時までが、卵を育てるホルモンが出やすい時間帯だからです。

秋の夜長

 そもそも私たちの体には陰陽のバランスをとるために、昼は活動し、夜はゆっくり休むというリズムが備わっています。もう寝る時間なのに、電気を煌々とつけてテレビを見たり、本を読んだりしていると、出やすいはずのホルモンも出にくくなってしまう。こうしたホルモンをしっかりと分泌させるためには“ぐっすりと眠る”ことが大前提なのです。

 現代人のライフスタイルを考えると、夜10時に布団に入るのは難しいかもしれませんが、夜になってまで活動するということは、せっかく卵を育てられる時間帯を有効に使えていないことになります。こうした生活リズムの乱れというのも、不妊の原因になりうると知っておいてほしいですね。

 良質な睡眠をとるためには、9時か10時に寝られればベストで、長く寝ればいいというものではありません。まずは、その時間帯に布団に入る習慣をつける。そのためには寝る前にテレビを見たり、本を読んだり、スマホをさわったり、刺激的なことをしないこと。できれば寝る1~2時間前は照明を落とし、静かな音楽をかけたり、瞑想したりして神経をリラックスさせる。
おふろに入るのもいいですね。体があたたまっていると、緊張がほぐれて、よりよい寝る準備ができるでしょう。

 パジャマはゆったりとしたものを選び、熟睡のためにはソックスもはかないほうがよいでしょう。冷えがある場合は、じんわりとあたためてくれる陶器製の湯たんぽがおすすめ。電気毛布など電気式のあたためるものは、乾燥しすぎてしまうし、電磁波の影響もはっきりわかっていませんので、おすすめしていません。電気毛布で寝る前にあたためておくのはいいけれど、スイッチを消してから寝ましょう、とよく患者さんにも話しています。

 それから、もうひとつ。“空腹で寝る”というのも重要です。理想は小腹が空いている状態。夜は体の疲れをとる時間帯なので、内臓を働かせてはいけないというのもありますが、何よりも人間の本能として飢餓状態になると、妊娠する力が高まるからです。つまり、体は危機感を感じると、次の世代を残そうとする働きにスイッチが入るのです。

ぜひ夜、寝るときはリラックスして、そして空腹で、ということを覚えておいてくださいね。

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