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【子宝養生33】子宮内膜症と運動

子宮内膜症と診断されると、たくさんの疑問が湧いてくると思います。その中でも運動については、身近である為に様々な疑問があると思います。子宮内膜症があると、激しい運動をしてはいけないのではないか?逆に、運動をして血流をよくしないといけないのではないか?それでは、運動量は?運動時間は?運動の種類は?
今回はこれらの疑問をクリアにしていきたいと思います。

1.子宮内膜症だと運動してはいけないのでしょうか?
 子宮内膜症であるからと言って、運動をやめる必要はありません。
むしろ適度な運動は必要であると言われています。
普段から生活に密接して運動している方、今まであまり運動をしていなかった方さまざまだと思います。
子宮内膜症と診断されたことを機に、運動について見直してみる事も必要かもしれません。例えば、普段から運動をしていらっしゃる方の場合は、生理中で激しい痛みがある期間は無理して運動せずに、ゆったりと運動をお休みすることも必要です。
また、今まで運動をしていなかった方はむしろ軽く運動をすることをお勧めします。

ただし、チョコレート嚢胞と診断されている方は制限したほうが良い場合もあります。
その嚢胞の大きさによって、激しい運動をすると破裂する可能性もあるからです。
チョコレート嚢胞と診断されている方は、担当医師の指導のもとに運動を行うようにしてください。

2、なぜ子宮内膜症なのに運動した方が良いのか?
子宮内膜症は原因不明、完治が難しいと言われている慢性疾患です。
慢性疾患とは、自分で気づかない位少しずつ発病し、完治が難しく、治療も長期間にわたる病気の総称です。生活習慣病と言われる病気をはじめとしたさまざまな病気が当てはまります。

生活習慣病をはじめとする慢性疾患の大部分で、適度な運動が推奨されています。
適度な運動によって体を動かすことにより、血流が良くなる、自律神経のバランスが整いやすくなる等の効果があります。
血流が滞った状態で、自律神経のバランスを崩すことが、さまざまな病気の発症につながる可能性があるのです。

適度な運動による効果は、子宮内膜症にも有効であると言われています。
また子宮やその周辺の臓器は内壁の血流を良くすることによって、冷えがなくなり、生理不順や通常の生理痛は軽減します。
子宮内膜症のさまざまな痛みも、個人差はありますがヨガやウォーキングなどの有酸素運動を、無理の無い程度に継続して行う事で軽減したという意見もあります。

3、どんな運動がいいのでしょうか?
子宮内膜症との診断で、制限される運動はそれほどたくさんありません。
それに一言に子宮内膜症と言っても、発症部位や症状、病態は個人差がありますので、それによって運動制限もあったり無かったりします。

チョコレート嚢胞の方は、担当医師に身体を大きくひねるようなダンスや、フルマラソンのような長時間走るようなスポーツを制限されたケースもありますが、運動制限は全くなかった方もいらっしゃいます。
その他の部位や病態の方は運動について何か制限された、という意見はあまりありませんでした。
むしろ適度な運動を推奨された方が多いようです。
前述したヨガやウォーキングの他にも、ストレッチ、水泳などを無理せず心地よい疲労感を感じる程度に行うのが良いと言われています。

4、まとめ
いかがでしたでしょうか?
子宮内膜症と運動についてご理解いただけましたか?

子宮内膜症でも運動は推奨されています。
激しい運動も制限されていないケースもあります。
今まで運動されていなかった方は、これを機に適度な運動を心掛け生活習慣を見直し、体質改善をしてみてはいかがでしょうか?
そして、激しい運動を好まれる方は必ず担当医師に相談の上、運動を継続してもよいのか、少し控えめにしたほうがよいのかをご判断いただきたいと思います。

運動することによって、少しでも痛みが改善されていくと良いですね。

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