妊活費は月単位ではなくトータルで考えて | 子宝漢方のますや(升屋栄貫堂薬局)

妊活費は月単位ではなくトータルで考えて

2016年02月09日更新

 妊活中の多くの方が気にされているのが費用面。
特に漢方は高いというイメージを持たれている方が多いですね。先日、初めて来院されたYさん(38才)もそうでした。

Yさんは結婚して半年、病院で排卵誘発剤を使ったタイミング法を試していましたが、仕事で通院が難しくなり、体質改善をして妊娠しやすい体づくりをしたい、ということで訪れました。
1カ月分の費用をご説明すると、思ったよりも高いと驚かれました。1カ月の予算は、1万円ぐらいとお考えだったようです。
確かに月に2万円を超える治療費は決してリーズナブルな金額ではありませんが、月々にかかる金額で高いか安いかを判断するのは、ちょっと早合点。肝心なのは妊娠するまでにトータルでいくらかかるか、その合計金額なのです。

不妊治療はタイミング法、人工授精、体外受精と段階を追って治療していくケースが多いですが、タイミング法だと1カ月数千円、人工授精は2~3万円、といったところが相場のようで、タイミング法を試されたIYさんも、費用の負担感はあまりなかったようです。

問題は、その次の体外受精。
ここで一気に40~50万円とはねあがります。しかし体外受精をしたからといって、一回でうまくいくケースは意外と少ない。一回でダメだったら二回目・・・三回目・・・というふうに回数を重ねていくと、100万、200万単位の金額がトータルでかかってくるのです。

そう考えると、そういった高額な治療を一回でも二回でも少ない回数で成功させるためには、妊娠できる体づくりをしておくこと、これに尽きるわけです。

言い方を変えれば、妊娠する力が整っていない段階で治療を繰り返しても、うまくいかないケースが多いわけですから、費用がもったいないということです。
 妊娠のための準備をととのえてから、体外受精にすすむ。そう考えたときに初めて、漢方や鍼灸への出費を比較検討してもらえればいいかなと思うのです。

 Yさんの場合も、なるべく早い段階、早い年齢で体づくりに取り組んだほうが、妊娠の可能性は高まりますし、費用もおさえられるでしょう。また、「健康な体を作る」と考えた時に、漢方や鍼灸には計り知れないメリットがあります。

 もうおわかりですね。「1カ月にいくら出す」という発想ではなく、「妊娠するまでトータルでいくらかかるのか」また「病院の治療と比較してどうなのか」という発想で判断していただくことが、結果的に体の負担、時間の負担、経済的な負担を減らすことになるということです。


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