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【症例43】介護と仕事をしながらの不妊治療

Tさん 37歳 女性(比企郡)

Tさんは結婚して3年、自営のお仕事と同時に義父様の介護をなさっています。ひとことで「仕事と介護」といっても並たいていのことではありません。
仕事量を調整し、時間をやりくりし、介護をしながら不妊治療に通うという極めてハードな生活をされていました。そうした背景もあり、相談にみえた当初はとても疲れたご様子でした。

初回相談時にはすでに病院で治療を受けていらっしゃいました。検査で指摘されていたのは卵胞が育ちにくいということです。それ以外は異常は見当たりませんでした。 ただし、詳しくご様子をうかがうと、冷え性、立ちくらみ、むくみ、不眠、不安感など多くの不調をお持ちでした。そしてご本人は口にはされませんでしたが、相当なストレスをかかえている様子が言葉やしぐさの端々から感じ取れました。さらに治療のために注射をすると卵巣が腫れてしまい、相当苦しんだようです。

まずは身体を立て直し、精神的なバランスを整える目的で漢方薬を服用していただきました。

3カ月ほどでかなり体調も良くなっているので、少しでも自分の時間を作って趣味をしたり、運動したりすると良い、とアドバイスしました。

以前から医師から体外受精をすすめられていましたが、ご自身の仕事やご主人の都合、介護などでなかなか病院での治療がすすみませんでした。でも私は卵巣や卵の力を取り戻すにはかえってちょうどよいと考えていました。

漢方を始めてから1年が経とうとするころ、ようやくもろもろの都合がつき採卵をすることができました。この時結果的に7個の胚盤胞を得ることができ、2回目の移植でなんと妊娠陽性が出ました!

今はつわりも落ち着き安定期に入ろうとしています。

ストレスは実は身体にとって相当な負担になります。長期間のそうしたストレスと身体の疲れにさらされたにもかかわらず、2回という少ない治療回数で妊娠できたことにご本人もとても喜んでいらっしゃいました。

漢方や養生で身体と心の土台作りが大事なんだ、ということをあらためて感じたケースでした。

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